ヘアクリーム状のヘアカラーとは?
ヘアカラータイプの白髪染めは、クリーム状になっている染料をそのまま髪に塗るだけなので、ケープを体に巻いたり床に新聞を敷いたり、染料を混ぜたり水に溶いたりといった手間がなく手軽です。
白髪染めよりもアレルギー性が低い材料で作られていて、白髪染めではカブレてしまうような方も使用でき、また、染料が髪にイオン結合して着色するようになっていて、髪を脱色しないので、肌や髪への作用が柔和でダメージが少ないです。
その反面、なかなか髪に色がつきにくく、またシャンプーなどで髪につけた色が徐々に落ちてしまいます。
手軽で低刺激なので、使う回数を増やして髪に色をのせ、使い続けることでその色をキープするという使い方をすると、その特性が活かせます。
ヘアクリーム状のヘアカラーで白髪を染めるコツ
髪にクリームを塗り、そのまま洗い流さずに長時間おきます。
クリームが乾けば、色移りしにくくなります。
また、クリームが乾いてもサラサラの髪にはならず、ヘアクリームでしっとりまとまったような髪になります。
渇きにくい場合にはドライヤーを使うと早く落ち着きます。
低刺激で素手で使えるとなっているものが多いですが、素手で使うと、肌は大丈夫でも、髪と同じケラチン質の爪は染まってしまうことがあります。
また、染料が爪の間にはいるとなかなかとれず厄介です。
手袋をして髪に伸ばすほうが使いやすいかと思います。
ヘアカラータイプの白髪染めには、あまり髪を染める力はありませんが、ヘアクリームタイプの白髪染めで、少しでも早く効果を実感したかったら、
- 乾いていて整髪剤や油分がない素のままの髪に使う
- ある程度色が着くまでは続けて使う
など工夫をするといいかと思います。
ヘアクリーム状のヘアカラーの一覧
整髪をかねてヘアクリームとして使い、洗い流さない白髪染めです。
すぐには白髪は染まらず、継続して使うことで少しずつ着色します。
黒染ヘアクリーム | |
---|---|
天然植物色素ログウッドエキスとサンショウエキス配合で髪と地肌にやさしい処方 |
|
香り | なし(かなりクリーム臭あり) |
内容量 | 150g |
色 | 黒 |
モーニング・レフィーネ | |
---|---|
天然色素(クチナシ・ウコン・シコン・ログウッド)で白髪を優しくカバー |
|
香り | 柑橘系 |
内容量 | 150g |
色 | ダークブラウン |
カレンティナヘアクリーム | |
---|---|
イオン結合により5種類の化粧品染料が吸着されて、髪の表面と内部が着色されます |
|
使い方 | 長時間つけっぱなしにしておく |
香り | オレンジ |
内容量 | 200g |
色 | ダークブラウン |
ヘアカラータイプの白髪染めの選び方
髪の表面に色を乗せて白髪を目立たないようにするヘアカラータイプの白髪染めは、優しい成分で作られているため、髪や肌を傷めにくい反面、一度では髪が染まらず、繰り返し使うことで髪の表面に色素がつき、だんだんと染まっていきます。
大きく分けて4つのタイプがあり、このページでは、ヘアクリームタイプのヘアカラーを紹介しています。
タイプ | 使い方・特徴 | 放置時間 |
---|---|---|
濡れた髪に使うトリートメント | 濡らした髪に伸ばして洗い流す | 数分~数十分 |
乾いた髪に使うトリートメント | 乾いている髪に伸ばして洗い流す | |
光で染めるヘアクリーム | クリームをつけた部分に光が当たると染まる | 1日中つけっぱなしにしておく |
ヘアクリーム | 整髪剤のように使える |